4.日傘の取り扱い、洗濯、しまうとき
日傘・晴雨兼用傘使用時のご注意いろいろ
●日傘は色やけ、褪色にご注意ください。
日傘は過酷な太陽の下で使います。褪色(元の色が変色すること)が少ない染色を施していますが、紫外線の影響で色が薄くなってくるのはある程度仕方がないことです。
自分を過酷な太陽の紫外線から守ってくれたと思ってください。
家の中でも傘を閉じたままで、日光や蛍光灯の当たるところにおいておくと光が当たった折り目のところだけ褪色(色やけ)することがあります。お気をつけ下さい。
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●開くときは急に開かないこと
日傘や晴雨兼用傘に使う生地は雨傘に比べ摩擦が大きいので、急に開くと生地がもつれて開きにくい場合があります。このことで骨に負担がかかり骨が折れたり曲がったりすることがあります。開くときは生地をほぐしてゆっくり開けてください。
●折畳みやショートタイプの傘の中棒を縮めるときは骨を束ねてから
傘の中棒を伸縮させるタイプは骨(フレーム)を寄せてからではないと動かない構造になっています。半開きの状態で無理に縮める中棒のつなぎ目の部品に力が加わり中棒のジョイント部分の故障が起こります。お気をつけください。
●日傘の洗濯、クリーニング
晴雨兼用傘の汚れは表面を軽く洗うくらいしかできません。撥水加工をしているために水をはじいてしまうからです。普段からできるだけ手垢や油などがつかないようお使いください。
木綿や、麻(防水していない日傘)はご自分で洗うことができます。
お天気の日に、普通の洗剤でブラシやスポンジで手早く洗って、十分に水洗いし、水を切って、短時間で乾くときには傘を広げた状態で陰干し(白は日なたでもいいです)します。乾く時間が長くかかりそうな日は半開きで干してください。