第39回
新天町でミスコンテスト開催

■女優やタレント、歌手、モデル…。かつて新天町のイベントには魅力的な女性が多く登場し、華を添えてきた。
 1955(昭和30)年には「ミス・ユニバース」の福岡県予選を新天会館で開催。水着姿の女性たちに審査員のほほも緩む。華やかな彼女たちを見ようと観衆がどっと詰め掛け、イベントは大盛況に終わったという。同会館はその後、ミスコンテストの会場としても使われてきた。
 59年には、ご成婚奉祝行事の中で「ミス・ミッチーコンクール」が行われ、皇太子妃美智子さま(現皇后さま)に似ているだけではなく、上品さと豊かな教養も兼ね備えた女性を選ぶ。
 飛んで81年には、”親しまれる新天町”にふさわしいイメージガール「ミス・スマイル」を7月22日付の各紙広告欄、テレビCMで公募。福岡県在住の女性が対象で、賞品はミス・スマイルがヨーロッパ8日間の旅、準ミス2人には沖縄3日間の旅が贈られた。協賛はTNCテレビ西日本、KLMオランダ航空、シチズン。
 7月31日までに数多く寄せられた書類の中から15人に絞り込み、8月9日午後1時から日曜広場特設ステージで決勝大会が行われた。チャーミングな3人の受賞者たちには、この年のポスターのほか、1年間新天町での各種催しのアシスタントとして活躍。好感度アップに大きく貢献した。

 

   
新天町物語TOP

Copyright(c)2000-2005 SHINTENCHO All Right Reserved
inserted by FC2 system