昭和21年暮れに新天町初の歳末大売出しを開催。新聞、ビラに「商都福岡のの信用を背負って立つ新天町商店街の年末大売出し」「福博一流の老舗ばかりが軒を連ねて大奉仕、品は確実、値は安く、何でも揃う新天町」と広告した。福引の賞品は1等タンス、2等応接セットと家具だった。
電力事情が悪く夜間営業などとても不可能だったが12月20日より、はじめて午後8時までの営業に踏み切った。しかし停電は多く、たびたびローソクのお世話にならなければならなかった。

新天町20周年視新天町の歩み（井上精三・新天町商店街）より抜粋

その後度重なる停電に対応するためにお店にはガス灯が設置されたがそのボーッと光る青白い色は決して華やかではなかった。

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